PC プラットフォーム ネットワーク(フローティング)ライセンス・コードワードインストール方法 ==================================================================== この文書は、入手したコードワードの簡単なインストール手順書です。 詳細については、"Installation on PC Systems" マニュアルの Chapter 3 をご参照ください。 「はじめに」をお読みになり、問題がなければ「インストール手順」通りに 作業を進めてください。もしうまくいかない場合は、「よくある問題」や 「参考」をお読みください。 重要: --------------------------------------------------------------------------- 以前のバージョンの ADS をご利用になっていた方のなかで、codeword package や Limited Term Package (LTP) など、パッケージ形式のコードワードをご利用になっ ていた方には、ADS 2003A より ライセンス・バンドル (licnese bundle) 形式の ライセンスが発行されます。(以前のコードワード中に、PACKAGE で始まる行がある 場合がこれにあたります) ライセンス・バンドル形式のライセンスの利用方法につきましては、"License Preference Tool の利用方法" の節をご覧になるか、詳細については、"Installation on PC Systems" マニュアルの Chapter 4 をご参照ください。 --------------------------------------------------------------------------- はじめに -------- ネットワーク(フローティング)ライセンスでは、ネットワーク上にある 任意のサーバ(コードワード依頼時に指定)が、ライセンス管理を行います。 お持ちのライセンスの数だけ、ネットワーク上の任意のコンピュータで ライセンスを取得することができます。 ライセンスサーバには、ADS はインストールされている必要はありません。 (ただし、ライセンス管理ソフトウェアは必要です。) PC をライセンスサーバに指定した場合は、ライセンスファイルの SERVER 行に、ハードウェアキーの ID 番号か、Ethernet カードの LAN-ID が記述 されています。 重要: ライセンスサーバ(PC)で、ハードウェアキーを使用している場合は、必ず 最新の FLEXID ドライバをインストールしてください。FLEXID ドライバは、 'flexid.exe' を実行することによりインストールが可能です。'flexid.exe' は、ADS 2003A CD-ROM に収録されているものか、弊社 WEB サイトのハード ウェアキー・ドライバ・ダウンロードコーナーからダウンロードしたものを ご使用ください。 http://eesof.tm.agilent.com/support/supp203j.html インストール手順 ---------------- ここでの手順は、初めてライセンスファイルをインストールする場合の手順に ついて記述しています。 もし既にライセンスサーバが起動している場合で、ライセンスを追加したい時 は、手順2.で設置するファイルに、追加で入手したライセンスファイルの INCREMENT 行を追加して、lmreread コマンドを使用することにより、追加 ライセンスを使用することができるようになります。 cd /d c:\ads2003A\licenses\bin lmutil lmreread -c ..\license.lic ライセンス追加の際に、期限切れのライセンスが license.lic ファイル中に 存在する場合は、そのライセンスは削除しておくことを強くお勧めします。 古いライセンスとの混在は、競合やその他トラブルの原因となります。 1. 入手した license.lic ファイルをローカルドライブに保存します。 2. license.lic ファイルを、ライセンスサーバ上にコピーします。 ライセンスファイルの SERVER 行に、ライセンスサーバのホスト ID 番号が記述されています。SERVER 行が複数ある場合は、記述されている 全てのサーバ上で、手順 2-4 の作業を繰り返してください。 ADS がサーバにインストールされている場合は、license.lic ファイルは 通常以下の場所に設置します。 c:\ads2003A\licenses\license.lic 3. license.lic ファイルをライセンスサーバに設置したら、SERVER 行と VENDOR 行の記述が正しいかどうかを確認します。 SERVER 行は、例えば以下のように、正しいホスト名とホストIDが記述され ている必要があります。 SERVER joshua FLEXID=8-5E700059B957 コードワード送付時に、お客様のサーバのホスト名がわからない場合は SERVER 行に 'unknown' と記述して送付しています。この場合は、お客様 の方で **必ず** 正しいホスト名に書き換えてください。 ホスト名がわからない場合は、Agilent License Manager ツールを用いて ホスト名を調べることもできます。 スタート > プログラム > Advanced Design System 2003A > ADS Tools > License Information Tool もし、使用する TCP ポート番号を変更したい場合は、SERVER 行の最後に ポート番号を記述することにより、任意のポート番号を使用することがで きます。上記、SERVER 行の例のように TCP ポート番号の記述がない場合 は、FLEXlm システム標準のポート番号が使用されます。システム標準で は、ポート番号は 27000番から27009番までの間の最初に利用可能なものが 使用されます。ポート番号を指定したい場合の SERVER 行の例は以下のよ うになります。 SERVER joshua FLEXID=8-5E700059B957 27005 この例では、TCP ポート番号 27005 が設定されます。 VENDOR 行は、起動するベンダーデーモンを指定するために使用されます。 この行には、正しいベンダーデーモン名が記述されている必要があります。 VENDOR 行の記述例は以下のようになります。 VENDOR agileesof ベンダーデーモンが同じディレクトリに存在する場合は、lmgrd は自動的に そのベンダーデーモンを起動します。ベンダーデーモンが lmgrd と異なる 場所に存在する場合は、ベンダーデーモンのパスも記述する必要があります。 その場合、以下のような書式になります。 VENDOR agileesofd c:\ads2003A\licenses\bin\agileesofd ベンダーデーモンのパスは、実際にベンダーデーモンが存在するパスが 正しく記述されている必要があります。 4. SERVER 行と VENDOR 行の記述が正しければ、FLEXlm ライセンスマネー ジャ(lmgrd)を起動します。 起動例: cd /d c:\ads2003A\licenses\bin lmgrd -app -c ..\license.lic -l ..\adsflexlog.txt 上記、起動例のコマンドでライセンスが発行されます。lmgrd コマンドの '-c' オプションでライセンスファイルの場所を、'-l' オプションでログ ファイルの場所を指定します。lmgrd のバージョンは、agileesof ベンダ ーデーモンのバージョンと同じか、それよりも新しいものを使用しなけれ ばいけません。lmgrd と agileesof のバージョンは以下のコマンドで調べ ることができます。 lmgrd -v agileesof -v 最新バージョンの lmgrd は、GLOBEtrotter Software 社の WEB サイトで ダウンロードすることができます。(URL については、この文書の最下部 の「参考」の章をご覧ください。) ADS のインストーラを起動し、"custom install" オプションを選んで、 インストールファイルセットの中から、"install the FLEXlm software" のみ選択することにより、FLEXlm ライセンスソフトウェア一式のみを インストールすることもできます。 lmgrd を起動後、10〜15秒待って adsflexlog.txt を確認します。エラー ログがなく、正しく agileesof が起動できていれば、license.lic 中の ライセンスが使用できる状態になっています。 PCの起動時に lmgrd も自動起動させたい場合は、"ADS Installation Guide" の Chapter 3 をご覧になってください。 5. ADS を起動するための作業 ADSを起動するコンピュータ(ライセンスクライアントコンピュータ)では ライセンスの取得場所を指定する必要があります。下記にライセンス サーバホスト名 "joshua" 、TCP ポート番号・指定なしの場合の環境変数 の設定例を示します。 AGILEESOFD_LICENSE_FILE=@joshua TCP ポート番号が指定されている場合は、以下のように設定します。 AGILEESOFD_LICENSE_FILE=27005@joshua 特定のポート番号を指定したい場合は、license.lic ファイルの SERVER 行でポート番号の指定を行います。 Windows の環境変数の設定方法につきましては、スタート>ヘルプ を起動 後、キーワードタブを選択し、キーワードに「環境変数」の入力して 「追加」や「変更」の項目をご参照ください。 注意:AGILEESOFD_LICENSE_FILE の設定は、LM_LICENSE_FILE の設定よりも 優先して使用されます。AGILEESOFD_LICENSE_FILE の設定がある場合 は LM_LICENESE_FILE の設定は無効になりますので、ご注意ください。 ライセンス・バンドル(license bundle) をご利用になっている場合は、 ADS, RFDE を起動する前に "License Preference Tool" を起動し、使用 するライセンスの設定をする必要があります。 ソフトウェアを起動する前に、次節 "License Preference Tool の利用方法"   をご覧ください。 6. ADS を起動し、動作確認を行います。 ---------------------------------------------------------------------------- ************ LICENSE PREFERENCE TOOL の利用方法(UNIX,WINDOWS) ************ ---------------------------------------------------------------------------- ADS 2003A には、"License Preference Tool" が導入されました。これは、ADS, ダイナミックリンク, RFDE の起動時にどのライセンス・バンドルを使用するか あらかじめ選択する機能です。 このツールにより、以前のパッケージ・ライセンスよりも更に細かく、ユーザが使用 するライセンスを管理することができます。ADS, ダイナミックリンク, RFDE を使用 するにあたり、どのライセンス・バンドルを優先的に使用するかを設定するために、 "License Preference Tool" の使用方法をよくご理解ください。 Licnese Preference Tool の起動方法: ===== UNIX の場合 ===== License Preference Tool の起動方法は、以下の二通りがあります。端末ウインドウ から、以下のコマンドを入力してください: ADS を起動するときに、以下のオプションを付けて起動します > ads -p 上記コマンドにより、最初に License Preference Tool が起動します。ライセンス・ バンドルの選択後、自動的に ADS が起動します。 License Preference Tool のみを起動したいときは、以下のコマンドを入力します: > $HPEESOF_DIR/bin/aglmpref. 上記コマンドにより、License Preference Tool が起動します。この場合は、ADS は自動的には起動しません。 ==== WINDOWS の場合 ==== License Preference Tool の起動方法は、以下の二通りがあります: License Preference Tool のみを起動する場合は、スタートメニューから以下の メニューを選択します: プログラム > Advanced Design System 2003A > ADS Tools > License Preference Tool. ADS 起動前に、自動的に License Preference Tool を起動したい場合は、スタート メニューの Advanced Design System のショートカットをあらかじめ編集します。 Advanced Design System のアイコン上で、マウスの右ボタンをクリックして、 プロパティを選択します。リンク先の ADS 起動コマンドに -p オプションを追加します。 C:\ADS2003A\bin\ads.exe -p 上記設定を行うと、ADS 起動時に必ず License Preference Tool が起動するように なります。 License Preference ウインドウでは、利用可能なライセンス・バンドルとそのバンドル に含まれるライセンスが表示され、バンドルを選択することができます。 表示されているライセンス・バンドルで利用できるライセンスを表示したいときは、 Available License Bundles 欄に表示されているライセンス・バンドル名に横のアイコン をクリックします。 使用するライセンス・バンドルを選択する場合は、Available License Bundles 欄に 表示されているライセンス・バンドルをクリックし、Add ボタンをクリックします。 選択されたバンドルは、Selected License Bundles 欄に表示されます。 使用したいライセンス・バンドルの設定後、OK ボタンをクリックし、ウインドウを 閉じます。-p オプションで起動していた場合は、そのまま自動的に ADS が起動され ます。 License Preference Tool により、AGILEESOFD_LICENSE_PREFERENCE 環境変数が設定 されます。この設定は以下の場所に保存されます。 UNIX: $HOME/.flexlmrc WINDOWS レジストリ: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FLEXlm License Manager なお、ライセンス・バンドルの選択についての詳細は、ADS, RFDE の Installation Guide、Chapter 4 "Using Advanced Design System"をご覧ください。 よくある問題 ------------ 上記手順を終了後、問題が発生した場合は、下記の事項をご確認ください。 o "hostid of this sysem does not match the hostid specified in the license file. Feature: ads_schematic Hostid: FLEXID=7-36c7c388 FLEXIm error -9,57" 上記エラーが発生した場合は、ADS 2003A インストール CD-ROM から flexid.exe を実行して、最新のハードウェアキー・ドライバのインス トールをお試しください。flexid.exe は、CD-ROM のルートディレクトリ にあります。 o "invalid host" error 上記エラーが発生した場合は、ADS 2003A インストール CD-ROM から flexid.exe を実行して、最新のハードウェアキー・ドライバのインス トールをお試しください。flexid.exe は、CD-ROM のルートディレクトリ にあります。 o ライセンスサーバの adsflexlog.txt ファイルを確認し、何かエラーが起 こっていないかご確認ください。 o 環境変数 AGILEESOFD_LICENSE_FILE が正しく設定されているかご確認して ください。特にスペルミスにはご注意ください。 o ADS に付属の chksec プログラムを用いて、'ads_schematic' のライセンス が取得できるかテストします。コマンドプロンプトから、以下のコマンドを 実行してください: cd /d c:\ads2003A\licenses\bin chksec -d -c 27005@joshua ads_schematic -c オプション以降の、TCP ポート番号、ホスト名はご利用になっている 環境をご確認ください。ローカルディスクにライセンスファイルがある 場合は、以下のようにライセンスファイルのフルパスを記述することも できます: chksec -d -c c:\ads2003A\licenses\license.lic ads_schematic 出力結果は、デバッグ情報を含んでいますので、内容をチェックしトラブル の解決にお役立てください。 上記方法でも問題の原因がわからない場合は、以下のコマンドにより chksec の実行結果をファイルに保存します: chksec -d ads_schematic > csout.txt 保存したファイルを、Agilent EEsof EDA テクニカルサポートまで送付 してください: edasupport@jpn.agilent.com 参考 ---- ADS Installation Guide, Chapter 3 http://eesof.tm.agilent.com/docs/ Technical Support Knowledge Center http://www.agilent.com/find/eesof-knowledgecenter Technical Support http://eesof.tm.agilent.com/assist/contact.html Globetrotter Software http://globetrotter.com/flexlm/lmgrd.shtml (latest lmgrd) http://www.globetrotter.com/manual.htm Rev.04282003j