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ADS 2006 Update 1

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ADS 2006 update 1

 

シグナル インテグリティ向けなど多くの機能追加 ADS 2006 リリース

ADS 2006 Update 1 リリースでは主にシグナル インテグリティ向け新機能が追加されました。Update 1 は、高速デジタル設計に欠かせない多くの新しい機能を提供し、ADS を業界にとって最適なシグナル インテグリティ シミュレーション ツールの新しい標準として活用頂けるるものと致します。

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ADS 2006 Update 1

画期的なタイム ドメイン シミュレーション技術

1Gbps 以上のディジタル信号における、高速シグナル インテグリティ デザイナーの大多数が、チャンネル モデリング用に、S-パラメータのシミュレーション、および他のパッシブ周波数ドメイン モデルを必要としています。システム BER パフォーマンスを正確に予測し、適切なアイダイアグラムを作成するためにそれが必要です。現在これらの要求を満たすためには、コンボリューション シミュレーション技術と広帯域 SPICE モデル抽出ツールが有効となります。

10 年以上前、EEsof はコンボリューション シミュレーション技術を EDA 業界に紹介し、それ以来、RF/マイクロ波デザイナーはそれを使い高速デジタル設計で大きな成功をおさめています。絶えず高速化が進むデータ転送速度、また設計の複雑化が進む中で、デザイナーは、しばしば正確なタイム ドメイン応答の予測を妨げる、S-パラメータ モデルの 2 つの大きな制限として、Passivity と Causality を確認しています。S-パラメータ モデルの Passivity と Causality は新しい問題ではなく、現在のシミュレーション ツールでよく知られている問題です。

Update 1 リリースの新しいコンボリューション シミュレーション技術は、これらの両方の問題に対する画期的なソリューションです。この新しいコンボリューション シミュレータは S-パラメータ モデルの Passivity を自動的に強制するオプションを備えており、元の S-パラメータ データを表す、原因となるタイム ドメイン応答を、非常に正確に求めることができます。

この重要な新機能により、帯域制限された S-パラメータ モデルのタイム ドメイン応答を予測できる唯一の市販のツールとして、ADS 2006 は SI の最先端に位置することになりました。

ADS 環境におけるネイティブ IBIS I/O モデル

IBIS モデルは IC ドライバー、出力、およびレシーバー、入力のノンリニア ビヘイビアのモデリングに業界で幅広く使用されています。最大 3 Gbps のデータ転送速度の場合、大部分の半導体ベンダーがこのモデリングから得たデータを使って IC の特性を表示しています。

ADS 2005A と ADS 2006A はデザイン キット機能を利用して IBIS モデリングをある程度サポートしました。これらの IBIS シミュレーションは、外部で作成された FDD ベースのモデルに基づくものであったため、結果的に、能力、性能ともに制限されていました。

ADS 2006 Update 1 は、ADS 環境でネイティブな IBIS I/O モデルを提供し、優れた性能と使いやすい直感的なインタフェースを兼ね備えています。設計者はこれで IBIS モデルを直接 ADS スケマティック ページに配置し、IBIS ファイルを選択し、ピン名称を選択して、タイム ドメイン性能のシミュレーションを実行することができます。もちろん、シミュレーションには、バイアス電源、トリガーおよび負荷を接続する必要があります。

新しいリリースでは、最もよく使用されている 18 の IBIS モデルをサポートします。今後のリリースでは、必要に応じて他のモデルもサポートされる計画です。新しい E8949 IBIS I/O モデル ライブラリはモデル 85243 IBIS モデル (MDS) と完全互換で、ライセンスは別途ご購入頂くことになります。デフォルトで、IBIS I/O モデルはシグナル インテグリティ バンドル、アナログ LTP、および統合バンドル LTP に含まれ、また、他のバンドルに追加することもできます。

Agilent Broadband SPICE Model Generator

新製品 E4687 Broadband SPICE Model Generator (BBSMG) が Update 1 に含まれています。これは、測定済みまたはシミュレーション済み S-パラメータ モデルを、集中等価形式またはポール ゼロ形式に変換する機能を備えています。集中等価形式は、様々なタイプの SPICE シミュレーションに使用できます。BBSPICE-MG は設計者に広帯域 SPICE モデル抽出時に Passivity を強制する機能を提供します。

Agilent Broadband SPICE Model Generator のライセンスは別途購入頂く必要がありますが、すべてのシグナル インテグリティ バンドル、アナログおよび統合 LTP バンドルに含まれます。追加料金で他の ADS バンドルに追加することもできます。

Allegro Design Flow Integration

Allegro Design Flow Integration、Allegro DFI は、EM シミュレーションのために Allegro レイアウトを直接 ADS 環境にインポートする便利な機能を備えています。設計者はデジタル ボード レイアウト一式または選択した重要なネットだけをインポートできます。Allegro DFI の標準化された方法により、Momentum と EMDS を使用して、簡単で効果的な EM モデリングのために、パワー プレーンとグランド プレーンを最適化できます。さらに、Allegro DFI は、簡単な EM シミュレーション設定のために、自動基板作成とビアホール マッピングを備えています。この製品はすべての ADS バンドルに付属し、別に購入することはできません。

ワイヤレス ライブラリが 3GPP LTE にアップデート

E8895 3GPP LTE ワイヤレス ライブラリ がリリースされました。Knowledge Center からダウンロードできます。3GPP LTE ワイヤレス ライブラリは個別に追加インストール頂くものとなっており、ADS 2006 Update 1 には付属しません。

また、ADS Update 1 は ADS 2006A とは別のリリースです。したがって、3GPP LTE ワイヤレス ライブラリを正しくダウンロードするには、Knowledge Center の適切な製品セクション(ADS 2006A または ADS 2006 Update 1)に行く必要があります。

RFDE 2006 Update 1 で Cadence の IC6.1 をサポート

2007 年 2 月 13 日の RFDE 2006 Update 1 のリリースで、RFDE は Cadence の IC6.1 Virtuoso Platform L 環境および IC6.1 で使用される OpenAccess2.2 PDK と互換になります。さらに、この新しい RFDE リリースは CDBA または OAPDK のいずれかで IC5.1.41 のサポートを継続します。

2006 年後期に Cadence は最新のカスタム IC プラットフォーム IC6.1 を発表しました。これは同社のユーザインタフェースの大幅なアップデートであり、コレクト・バイ・コンストラクション設計のプラットフォームとなります。同社は、IC 設計が益々小型化するのに合わせて、これをカスタム フロントツーバック IC 設計および設計者の生産性の大幅な向上における次のステップとして推進しています。

この製品は、L、XL、GXL の 3 種のバージョンがあり、それぞれ順に能力とツール間のリンケージが大きくなります。XL と GXL プラットフォームの RFDE サポートのニーズと要件は現在調査中です。

Cadence の IC6.1 は OpenAccess2.2 PDK のみサポートします。以前の CDBA PDK は IC6.1 では使えません。PDK のアップデートについては PDK サプライヤーにお問い合わせください。

Cadence は、現在の IC5.1.41 のサポートを 2008 年末まで継続すると発表しています。

より高速なソリューションに対応

最後になりますが、継続的なスピードの向上への取り組みに関して、ADS 2006A の最初のリリースはシミュレーション スピードを 30% 向上したことを思い出してください。新しい機能によって、Update 1 はスピードをさらに 10% 向上します。高速なほど良いことは、疑問の余地はありません。


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